【楽器としての命が吹き込まれる瞬間】カワイ楽器製作所『竜様工場』への旅 Part.4
日本でピアノが作られるようになった
きっかけから
関わった方々のことを知って
今までに
聴いたことのない
ピアノ業界のお話を
知ることができました
そしていよいよ
ピアノが作られている
工場見学です
こうしてアウトプットすることで
いろいろ思い出すことができて
復習になっています
一人一人を丁寧に
生涯にわたって
ピアノを楽しむことを実現
習い事も多様化の時代
その中
ピアノを習うと
どんな良いことがあるのか?
その魅力を発信
長野県諏訪市にある
きたざわ ゆみこ音楽教室 です
(#1826日目)
工場内はもちろんながら
撮影ができないので
今からその時の様子を思い出しながら
綴ってみます
カワイ楽器製作所さまの
HPに竜洋工場での
ピアノづくりが紹介されています
こちら
こちらを基に
綴ってみますね
HPを見ると
それぞれの工程の写真が
掲載されていて
イメージしやすいので
ぜひ覗いてください
(我が家のピアノのアクションです)
ピアノには木材・鉄・羊毛・樹脂などの
さまざまな素材が使われていて
1台のピアノの部品の数は
1万個にもなります
それらのものを
広い空間で
それぞれを担当する方々がいらして
流れ作業で
ピアノは完成されていきます
①「支柱(ピアノの響きを支える骨組み)」の組み立て
②ボディの組みたて 「側板」「響板」を支柱に貼り合わせます
③塗装
ピアノのボディに塗料を
何度も吹き付けて
「研ぎ(削り)」と「磨き」
をなん度も繰り返して
時間をかけて完了します
というわけで
確か見学ができたのは
次からの工程です
④フレームの取り付け
ピアノの中で一番重い部品で
フレームは重さ約100kg以上あって
弦を張った時に生じる張力(ひっぱる力)
約20トンを支える
重要な役割を担当しています
⑤弦を張ります
1台のピアノに
約230本もの弦があって
一本ずつ張っていきます
徐々に張力を上げていって
全ての弦が張られると
張力の合計は約20トンにもなるので
④で取り付けたフレームは
常にその力を支えていますから
その頑張りは
相当のものですね👏
⑥調律(下律)
弦を張った後に
鍵盤・アクションがない状態で
調律です
こんな状態??
ここで初めて
ピアノにドレミの音階が生まれます
楽器としての命が
吹き込まれる瞬間です
⑦シーズニング
弦が張られた後
ピアノは一定期間
倉庫の中で保管されます
約20トンにも及ぶ弦の張力を
ボディやフレームになじませて
安定させることが目的ですね
⑧アクションユニット組立
ピアノの可動部分にあたる
鍵盤・アクション・ハンマーなどを
組み立てていきます。
アクションユニットを構成するパーツは
約6,000個
こちら
ピアノのハンマーです
見学が終わって最後に
お土産として
こんな素敵なものが
いただけます
ちなみにハンマーの白い部分は
羊の毛です
⑨調律
鍵盤・アクションを組み込んでから
最初の調律です
「チューニングハンマー」という工具で
弦の張力を調整して
ドレミの音階をつくります
1つの音に対して弦は1~3本あって
すべての弦を調整することで
はじめて美しい音になるんですよね
調律の体験
も別のお部屋で
させていただけるんですよ
私たち
そこに辿り着くまでに
興味あることが多くて
娘だけ体験
調律体験私もまたしてみたいですね
今となると調律のこと
質問ばかりしていて
体験してみれば良かったです
なかなか娘上手で驚きました
音がピタッとハマる瞬間は
やっぱり気持ちが良いです
ここを体験しなかったことを
悔やまれます苦笑
長くなったので
続きの工程はまた明日
カワイ楽器さんのH P
今日も
最後までお読みくださり
ありがとうございます
きたざわゆみこ音楽教室
392-0016 長野県諏訪市豊田2068-1
時間:9:00~20:00
定休日:日曜・祝日
体験レッスン受付中