
今日はそんなお話です
一人一人を丁寧に
生涯にわたって
ピアノを楽しむことを実現
習い事も多様化の時代
その中
ピアノを習うと
どんな良いことがあるのか?
その魅力を発信
長野県諏訪市にある
きたざわ ゆみこ音楽教室 です
(#1168日目)
こちらのブログにも
紹介させて
いただいたのですが
私が小学2年生の頃
実家のすぐ近くに
音楽教室が開設
私も大学に進学するまでお世話になって
そして卒業後は
ピアノ講師として
20年ほど
お仕事をさせていただきました
そのお教室も
2022年12月末で
閉じることになった
昨日の朝
突然のお電話
教室の創始者である
茅野市出身
東京芸大をご卒業された
作曲家のT先生からでした
とのことでした
勤めていた教室を離れて
10年ほど経つ中
時々先生から
ご連絡をいただくことはあったものの
どうされたかな…
との思いで
先生とお会いしました
そして
教室を閉じるお話を
お聞きしたんです
先生は埼玉にお住まいですから
事実上顧問といった形で
お名前はあったものの
実際はサラリーマンから転職された
音楽畑でない方が
1人で運営されていました
すべてはその方の考え
講師の私たちは
意見を取り入れていただいたり
といったことは
一度もありませんでしたし
生徒さんがつくかどうかは
その方の1人の
考えで決まっていました
私はなかなか
自分が思ったような
レッスンもできず
発表会もただ生徒さんの曲を
仕上げるだけで
企画を考えられることもなく
正直疑問に感じることが
多くありました
そして何より
残念だったことは
その教室に
自分の娘を通わせたい
と思える魅力が
感じられなかったことです
楽しく娘の習い事ができない
そう感じていたので
遠く離れた埼玉県の先生のお教室に
お世話になることを決めました
そちらの教室は
子どもたちも
お母さん方も
本当にお互いを応援し合って
ピアノのコンクールでは
ほとんどの生徒さんが
全国大会へ出場
人柄があたたかいだけでなく
結果をも出すお教室でした
そこでピアノの指導ばかりでなく
人間性も学びました
遠く長野から通う我が家が
全国大会で3位入賞した際も
自分のことのように
みなさんが喜んでくださった
あのあたたかさは
一生忘れることはありません
そして
勤めていた教室の
人間関係の薄っぺらさも
同時に目の当たりにしたのです
私は生徒さんを
つけていただけず
自動的に教室を
やめることになったのです
その際もT先生から
ご連絡をいただき
自分は運営に
携わっていないから
何もしてあげられず
ただ
あなたがいなくなることが
寂しいし
申し訳ない
そう話してくださって
もう10年近くたっていることに
驚きですが
昨日も
発表会では
バイオリン講座生の
伴奏をしてくれたり
あなたにもたくさん
お世話になったから
教室を閉じる報告を
直接会ってしたかった
85歳になられる先生は
特急あずさに乗って
上諏訪までいらっしゃって
そして最後の片づに
いらっしゃったそうです
頑張っていると
必ず見ていてくださる方が
いらっしゃって
応援してくださるのですよね
教室に勤めている際は
教室の名前で
生徒さんが集まり
社長である方が1人で
先生に割り当てます
今は
北澤由美子
という看板で
教室を選んで
いただくことになるわけで…
唯一無二の教室でありたい
責任とともに
とそういった想いで
とにかく丁寧に
心を込めて
レッスンをさせていただいています
私は指導者としても
母親としても
1番の課題だった
我が子を音楽好きに
育てることができるのか
大人になっても
ピアノを弾き続けているだろうか
その課題と願いを
叶えることができています
ピアノ音楽・クラシックの本質を
(古いと言われるかもしれないけれど)
本物をお伝えできる
指導者でありたいです
ずっとわだかまりのあった
教室ではあったけれど
最後T先生とお会いしたことで
感謝の気持ちに
なることができました
(娘とはピアノを通しても良い関係です)
今日も
最後までお読みくださり
ありがとうございます
住所 | 〒392-0016 長野県諏訪市豊田2068-1 マップを見る |
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定休日 | 日曜・祝日 |
時間 | 9:00〜20:00 |
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Profile
きたざわ音楽教室主宰
指導歴31年・子育て経験20年(2022年現在)指導者として、母としてピアノの指導を行なっています
生涯にわたってピアノを楽しむことが実現できるように【基礎力をしっかり身につける】ことを大切に音感教育をはじめとする導入期(幼少期)の指導を得意としています
プロになるための基礎ではなく、趣味であっても10歳までに【生涯音楽を楽しむための土台作り】が目標です
『楽譜が読めない、弾けるようにならない…』 と言ったことが『なぜ!?』起こるのかを研究し指導を進めています
門下生はコンクールで全国大会出場、入賞を果たし、音楽大学へ進学した生徒さんもいる中、成長した子どもたちの職業は医師・看護師・弁護士・学校教師・ピアノ講師・編曲作曲家…とさまざまです
コンクール参加は【目的】ではなく、上達するための【手段】と考えて、ピアノを通して子どもたちの【目標に向けて挑戦する心】を応援しています
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