上達しない【危険なピアノの練習方法】
危険!?
何度練習しても
上達しない
どうして
そんなことが起きてしまうのか
私自身の体験と
読み聞きして得た
知識が一致した
本日のテーマです
一人一人を丁寧に
生涯にわたって
ピアノを楽しむことを実現
習い事も多様化の時代
その中
ピアノを習うと
どんな良いことがあるのか?
その魅力を発信
長野県諏訪市にある
きたざわ ゆみこ音楽教室 です
(#1143日目)
「効果的な練習法とは
どんな方法か?」
という研究をされた
音楽学者の
ロバート・デュークさん
それは本当に
興味深い内容です
成長する練習法
といえば
ピアノばかりでなくて
勉強やスポーツにも
通じていそうですから
ピアノを専攻する
学生たちに
ある曲を自分で
「弾けるようになった」
と思うまで
練習してきてもらって
翌日どれくらい弾けるか
をテストをしました
学生たちの練習時間は
10分未満〜1時間近くまで
とそれぞれで
練習の内容と
翌日のテストの成績との比較を
行ったそうです
❶練習時間が長くても
順位が上がるわけではなかった
❷繰り返しの回数も
順位には関係がなかった
ちょっと意外
と感じましたか
それとも
やっぱり…
でしょうか
私はやっぱり…と苦笑
さらに大切なことがあって
私も
嫌なくらい実感していることです
練習のときに…
❌間違った演奏をした
回数が多いほど
順位は下がる
●正確に演奏をした
回数が多いほど
順位は上がる
これは
練習量じゃなくて
最初から正確に演奏できる
才能が必要
というお話でもないんです
デュークさんが言うには…
パフォーマンスの質を決定するもの
それは
ピアニストが練習した量や時間よりも
練習中に取り入れた
戦略にある
と言うことです
そこが
練習のやり方のうまい人とへたな人
の差につながるんですね
テストで上位になった
ピアニストたちは
どんな戦略を持って
練習をしていたのか
そこを
知りたいですよね
その方法は…
❶ミスをする度に
失敗した部分の
正確な位置と原因を特定して
改善する努力をした
❷曲を弾くスピードを
様々に変化させる
まずはゆっくり
難しいパートも
正確に演奏できるように
テンポを遅くして
うまく弾けるように
なっているか
確認してから
テンポアップしていく
❸ミスが直せたことを
確認しつつ
演奏が安定するまで
間違った部分の練習を
繰り返していた
私自身も納得です
日頃みんなに伝えていることを
とってもわかりやすい言葉で
伝えてくださっています
私も今
しっかり実行しよう
とそんな気持ちです
でも…
わかってはいるけれど
実行することが
なかなかできない
自分と向き合うって
しんどいですから
ミスをしても
とりあえず最後まで
弾いてしまったり
課題意識を持たずに
漫然と反復練習を
繰り返す
それは上達しない
危険な練習方法です
失敗した時には
その場ですぐに
正しい弾き方ができるように
練習することが大切
学習するって
同じミスを繰り返さないこと
そのためにも
失敗から学ぼう・改善しよう
とする意識を持つ
勉強にも通じていますよね
まずは
ゆっくり弾いてみる
そして
知らないテクニック
知らない知識があったら、
しっかりその場で
覚えようとすること
そんな人が上達できます
ピアニストの先生も
同じことを
おっしゃっておられました
勉強・音楽・スポーツを通じた
上達の秘訣は
失敗から学ぶこと
子どもたちには
早い時期に
ミスしたときの
対処法を身につけられる機会が
たくさんあることを願います
そこからも
ピアノの習い事は
やっぱり貴重だと
気づけますね
今日も
最後までお読みくださり
ありがとうございます
きたざわゆみこ音楽教室
392-0016 長野県諏訪市豊田2068-1
時間:9:00~20:00
定休日:日曜・祝日
体験レッスン受付中