ソナチネ・ソナタは
こうあってほしい
今日は先日行われた
ピアノのコンクールでの
審査員の先生方の講評を思い出して…
『伝統』の価値
について考えてみました
一人一人を丁寧に
生涯にわたって
ピアノを楽しむことを実現
習い事も多様化の時代
その中
ピアノを習うと
どんな良いことがあるのか?
その魅力を発信
長野県諏訪市にある
きたざわ ゆみこ音楽教室 です
(#1882日目)
『伝統』は
長い年月の間に
たくさんの人達が関わって
知恵・技術・試行錯誤・熱い思い
を注ぎこんで
大切に現在まで
受け継がれているものです
私たちが生まれる
ずっと前の時代に
生きた人たちが
作り上げたものが
土台になっています
それを
次の世代の人たちが…
そしてさらに
そのまた次の世代へと
継承されていきます
歴史が長ければ長いほど
多くの人たちが関わるので
それぞれの技量を
上乗せすることになります
ここで
気をつけたいことは
『伝統』を勝手に
変えてしまったり
壊しては
いけないということです
『土台』を無視して
新しいものを
造りだそうとしても
良いものは
生まれてきません
すでにある『伝統』を
しっかり理解した上でないと
新しい積み重ねは
出来ないんですよね
伝統の土台を
守ることが大切です
クラシック音楽にも
同じことが言えそうです
先日行われた
コンクールの本選での
先生方の講評は
『辛口』でしたが
『伝統』をしっかり守ってほしい
そういう思いからであったと
考えます
3、4年生はソナチネ
中学生はフランス近現代の作曲家
の曲が課題曲でしたが
ソナチネは様式感を
フランスの作曲家は
100年前に生きていた方達です
ネットなどから
なんとなく聞いた音楽を
真似るのではなくて
楽譜から作曲家の意図を
しっかり読み取ってほしい
と厳しいお言葉もあったけれど
お願いに近い講評でした
室内楽を学んできているので
私の中にも
ソナチネ・ソナタは
こうあってほしい
という理想は
やっぱりあります
フランス音楽に関しては
まだまだ私も深められておらずで
昨年の夏に弾いていた
フォーレはロマン派に近くて
ドビュッシー・ラヴェルよりも
前の時代に生きた人
フランス音楽も
それぞれの作曲家の音楽から
学ぶことがたくさんあります
クラシック音楽も
1人の人間の人生にある
時間の中で
触れることができるものは
ほんの一部なんですよね
音楽の学びに終わりないな…
と感じるとともに
『伝統』は大切に
守っていきたい気持ちですね
そのために
学び続けているように
感じています
今日も
最後までお読みくださり
ありがとうございます
きたざわゆみこ音楽教室
392-0016 長野県諏訪市豊田2068-1
時間:9:00~20:00
定休日:日曜・祝日
体験レッスン受付中